橋下知事、記念写真代を有料化

大阪府の職員がまたわーわーいってる声が聞こえるぞ。

橋下知事と記念写真、退職者半数が辞退…有料化「情けない」
 大阪府が、定年退職する府職員を対象にした知事との恒例の記念撮影で、今年度から写真の無料配布をやめ、職員の自己負担に切り替えたところ、退職予定者らが反発、半数が橋下徹知事との記念撮影を辞退した。

 橋下知事が打ち出した財政再建策の一環だが、「退職金を5%カットされるうえに、写真代まで払わせるのか」という不満の声が多く、現役職員からも「長年、府政に貢献してきた先輩に、あまりに失礼」と同情論が持ち上がる事態に。急きょ、府職員互助会が全額を肩代わりすることになった。

情けないといわれても、なぁ。それに長年貢献してきたんだから写真代など当然府がもつものときたもんだ。

たしかに長年貢献してきましたなぁ。

くわしいデータはここから→一般会計歳入歳出決算の推移(大阪府)



有料化したのは橋下現知事かもしれんが、有料化せざるをえないようにしたのは橋下現知事ではないですよ。橋下さんが府知事に就任されたのは2008年、平成20年度からなんだからそこ勘違いしないでちゃんと認識しようよ。

むしろ今年度の大阪府は11年ぶりに黒字化予定なんだから、年々赤字が減ってきていたとはいえ1年で黒字化させた橋下知事の手腕は確かだったといえる。いやたしかだったとかいうレベルじゃなくて、大なり小なり様々な軋轢を生むことももしかしたら間違っているかもしれない施策も含めて、やれることであればあらゆることをたった1年の間で実行しまくったのは、橋下知事の手腕が本物だったってことなんじゃないのか。

赤字垂れ流しは放置しつつ必要なのかどうかの議論を延々続ける輩ならどこでもホイホイ獲れるが、とりあえずの必要最小限を見極めてまずはそれを確実に実行し、その後調整を加えていくといったことをできる人間はめったに獲れんぞ。

まぁしかしなにがなんでも有料化しないとならんって性質の問題でもない気がするけどね。
問題になってる写真代が実際いくらかかるのかわからんが、そう大きな金額になるとも思えないので。