そういえば明日は総選挙にござるの件

お?
なんだ。なにが問題なんだ?

社会科テスト「支持政党は?」中学校で出題
大分市の公立中学校が、夏休み終了後の26日に実施した社会科のテストで、生徒に支持政党と理由を答えさせる問題を出題していたことが分かった。

 学校側は「子供の思想、信条を聞き出すような問いで、問題があった」としている。

 学校によると、テストは、時事問題に関する夏休みの研究課題について、どのくらい理解しているかを問うためで、1、2年生の約240人が受けた。

 問題は社会科の男性教諭(37)が作成。設問の中に、30日投開票の衆院選に関連して「もしあなたに選挙権があったなら、どの政党を支持しようと思いますか。その理由も答えてください」との項目を設けた。大半の生徒が個別の政党名を挙げて回答した。採点の対象にはしていなかったという。

記事タイトルを見た時は「支持政党は?」という問題に対して実は正解があるというオチかと思ったが、どうやらそうでもないらしい。

支持する政党をひとつ選んでその理由を記述せよという出題は、論理的な、極めてまともな論述問題だと思われるが、学校側いわく「問題があった」とな。それどーゆうことよ。今回の衆院選には総裁先生がご出馬されてるからか。『幸福実現党』とかかかれるといじめの原因になるのか。まーそういうこともあるかもな。

なにを問題とするかでかえって本音が露見する

もっともらしいことをいってるようで、結局子供に自分の意見をもたれると困る、自分の意見をもたない子供に育てるのがこの国の「教育」だ、という本音が聞こえてくる。自分たちの世代を越えていかない劣化コピーを量産してどうしたいのか。あるいはまさにその量産こそが目的だとすれば。評価は再度回転する。