そのおかげでただ酒なのであった。

先週の土曜は、渋谷で昔からの知り合いと飯をくっていた。
その流れで、いわゆるそーゆう店にいったりしたわけだが、*1席について10分くらいでなんつーかまさかのガサ入れ。

「僕らね、おにーさんたちが入ることからちゃんと見てるから嘘つかないでね。」
とか
「あー。あいつら全部サクラだよ。あいつらも今日全部引っ張っていくから。まぁおにーさん達にはわかんないよねー。君らにわかったら僕この仕事辞めるもの。」*2
とか、なんというか展開についていけません。同じガサ入れしてる3階の店舗にはテレビ入ってるとかいうし。ヤバイヤバイ。

渋谷署からきたんですか?とか間抜けな質問をするのもどーかと思うが、
「俺らは公安だから、警察庁じゃないんだよ。警視庁。」
公安て。まさかこうゆう形でお会いするとは思いませんでしたよ。

名前を聞いたら教えてくれたが、きっと本名ではないんだろう。顔が上下左右ではなく、奥行き方向に対象になってない人で、*3公安の仕事をしていることとやっぱり関係あるのだろうかとか考えて印象深かったのでよく覚えている。
結局あのときガサ入れに入られなければおそらく滅茶苦茶ぼったくられたわけで、むしろ結果的にタダで帰ることができた上に、予想外の経験までできたのだった。

*1:おねーちゃんとお酒を飲む場所です

*2:店には他にも客が5組くらいいたのに、何故か俺らしか調書をとられなかったので聞いてみた。なんという事実。

*3:左側が凹んで右側がせり出していた