イギリス大丈夫か?RBSはどーなる。
地球の裏側あたりから、ひっそりと絶望的なニュースが。
RBSが英企業史上最大の赤字、政府資産保護スキーム活用へ
英銀大手ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)は26日、2008年決算を発表し、損益が英企業史上で最大規模の241億ポンド(343億ドル)の赤字となったことを明らかにした。
これねー。大丈夫なのか本当に。
1ポンド=138円(現在値)で計算して、損失額は日本円で約3兆3000億円。今思えば懐かしくさえもある1ポンド=250円の時代なら、約6兆円。とんでもない額ですぜ。
ちなみに2007年度は77億ポンドの純利益。吹き飛ぶとはこのことか。
日本のメガバンクさんで比較してみる
メガバンク3行のIRページから公開されてる決算(連結)を探しだして足し合わせ。数字は当期純利益。
金融機関 |
2006年3月期 |
2007年3月期 |
2008年3月期 |
TOTAL |
---|---|---|---|---|
東京三菱UFJ |
7707億円 |
8809億円 |
6366億円 |
2兆2882億円 |
みずほ |
6499億円 |
6209億円 |
3112億円 |
1兆5820億円 |
三井住友 |
6868億円 |
4413億円 |
4615億円 |
1兆5896億円 |
TOTAL |
2兆1074億円 |
1兆9431億円 |
1兆4093億円 |
5兆4598億円 |
メガバンク全部足し合わせても年間利益が3兆円には届かない。みずほと三井住友であれば、3年分の合計利益が3兆円のまだ半分でしかない。
今回のRBSの損失は、日本でいえばメガバンク3行があわせて約6兆円の年間損失をだしたといったところか。そんなことになったら世の中どーなりますかね。
地球の裏側の別の国には違った意味でまた困る
100000000000000ドル紙幣が登場、異常なインフレ下のジンバブエ
ジンバブエの中央銀行は16日、同国の厳しい経済情勢に対応するため、新100兆ジンバブエ・ドル紙幣を発表した。
100兆て。文字通りだけの意味でスケールが違うねスケールが。